夫婦、あるいは親子として ペアこけし
東北地方で作られていたと見られる無彩のこけし。
絵付けがされていないのは一体どうしてだろうか。
職人が練習したものだったのかもしれないし、あるいは、木地師が自分の子供や、妻のために作ったものかもしれない。
絵付けがされていないからこそ、フォルムが際立ち、その物語に深みを与えてくれる。
抽象的な彫刻のように、見る人がその物語を完結させる。
私なりに、タイトルをつけてみたいと思う。
「夫婦、あるいは親子として」はどうだろうか。
Item : Wooden Doll(KOKESHI)
Country : Japan, Tohoku, 20c(推定)
Material : Dogwood(ミズキ)
Size : (Large) φ50 × H235 (Small) φ40 x H205
Number : #22-004
*本品は2体でセットとなります。
*2 per set
JP ¥4,800 (Tax in)